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民間発地方創生

 現在、羽後町では「羽後町版総合戦略」に基づいて人口減少対策に取り組んで
いますが、一方で民間の方たちも、独自に起業したり美術館を立ち上げたりと、
民間版地方創生とも言える事業を展開して話題になっています。
 その一つが昨年8月にオープンしたワインバー「蔵しこ」で、町の中心部にあ
る古民家をリノベーションしたもので、地域の人はもちろん町外からも多くのお
客様で賑わっています。
 2つめは、昨年9月にオープンした「鎌鼬美術館」で、以前このコーナーで取
り上げていますので詳しくは述べませんが、冬の休館を経ても特に町外、県外か
ら多くの方が訪れており、田代地区の新しい名所になっています。
 3つめは、今月29日に発売される地ビール「羽後麦酒」の新規起業です。
「蔵しこ」の裏にある味噌蔵を改装してビール工場にし、地元のあきたこまちな
どを使ったクラフトビールを生産販売するというものです。代表の鈴木隆弘さん
は、16~7年前から地ビールを作る夢を温めており、今回多くの方の応援を得
て創業にこぎつけました。
 3つの事業に共通するのは、クラウドファンディングという制度を活用して資
金を募って、いずれも目標以上の寄付が集まり、事業資金の一部にして大きな反
響を呼んだことです。
 地方創生とは、その土地に住む人たちが元気に活躍することだと思います。わ
が町にはこうした元気な人たちが多く住んでおり、それを応援しようという雰囲
気があることが他の地域にはない独自の魅力を作り出しています。
 
                                                       平成29年7月28日
                                                      羽後町長 安藤 豊