○羽後町総合災害補償規程

昭和五十九年六月一日

羽後町規程第三号

この規程は、全国町村総合賠償補償保険に加入するに伴い、羽後町(以下「甲」という。)が設置する学校の管理下にある者又は主催する社会体育活動、社会文化活動、社会福祉活動、社会奉仕活動その他町村が主催する活動及び行事等に参加中の者が身体に傷害を被り、その直接の結果として死亡した場合若しくは後遺障害を生じた場合又は傷害により入院した場合の補償について定める。

(補償する対象)

第一条 甲は、自己が設置する学校の管理下にある者又は自己が主催する社会体育活動、社会文化活動、社会福祉活動、社会奉仕活動その他の活動に参加中の者が急激かつ偶然な外来の事故(以下「事故」という。)に起因して身体に傷害を被り、その直接の結果として死亡した場合若しくは後遺障害(身体の一部を失い又はその機能に重大な障害を永久に残した状態をいう。以下同様とする。)を生じた場合又は入通院した場合、当該参加者又はその者の相続人(以下「被災者」という。)に対し、この規程に従い補償を行う。

2 前項の傷害には身体外部から有毒ガス又は有毒物質を偶然かつ一時に吸入、吸収又は摂取したときに急激に生ずる中毒症状(継続的に吸入、吸収又は摂取した結果生ずる中毒症状を除く。)を含む。ただし、細菌性中毒は含まれない。

(補償金額と補償基準)

第二条 甲は、別表の給付表に定める給付額を補償金として被災者に支払うものとする。ただし、学校管理下にある者については、入通院補償給付金は対象とならない。

(補償金を支払わない場合)

第三条 甲は、直接であると間接であるとを問わず、次に掲げる事由により、被災者が身体に傷害を被り、その直接の結果として死亡した場合若しくは後遺障害を生じた場合又は入院した場合においては補償金を支払わないものとする。

 被災者の故意

 この規程に基づき、死亡給付金を受け取るべき者の故意。ただし、その者が死亡給付金の一部の受取人である場合には、他の者が受け取るべき金額についてはこの限りではない。

 被災者の自殺行為又は犯罪行為

 被災者の脳疾患、疾病又は心神喪失

 被災者の妊娠、出産又は流産

 大気汚染、水質汚濁等の環境汚染。ただし、環境汚染の発生が不測かつ突発的事故による場合にはこの限りではない。

 戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これらに類似の事変若しくは暴動又はこれらに随伴して生じた事故

 地震、噴火若しくは津波又はこれらに随伴して生じた事故

 核燃料物質(使用済燃料を含む。以下同様とする。)若しくは核燃料によって汚染された物(原子核分裂生成物を含む。)の放射性、爆発性その他有毒な特性若しくはこれらの特性による事故又はこれらに随伴して生じた事故

 前号以外の放射線照射又は放射能汚染

十一 スポーツを職業又は職務とする者が職業上又は職務上行うスポーツ活動中に被った事故

(この規程の適用除外)

第四条 この規程は、次の各号の者には適用しない。

 甲の業務に従事中の甲の使用人(甲が甲の公務遂行のため委嘱した者で公務災害補償又はこれに準ずる補償を受ける者を含む。)

 運動競技を行うことを目的として組織されたアマチュア・スポーツ団体で高等学校、高等専門学校、大学(短期大学を含む。)の学生、生徒、官公署、会社等の社会人により構成された体育部、競技部、運動クラブ等の団体管理下のスポーツ活動に参加中の当該団体の構成員

(準用規定)

第五条 この規程に定めのない事項については「全国町村会総合賠償補償保険契約特約書」、「災害補償保険普通保険約款」、「スポーツ傷害補償特約条項」、「学校管理下災害補償特約条項」及び「入院医療補償保険金及び通院医療補償保険金の支払いに関する特約条項」の規定を準用する。

この規程は、昭和五十九年六月一日から施行する。

(平成五年規程第四号)

この規程は、平成五年六月一日から施行する。

(平成九年規程第二号)

この規程は、平成九年六月一日から施行する。

(平成二六年規程第一号)

(施行期日)

1 この規程は、平成二十六年六月一日から施行する。

(経過措置)

2 改正後の別表の規定は、この規程の施行の日以後に発生した事故に係る補償金額について適用し、同日前に発生した事故に係る補償金額については、なお従前の例による。

別表(第2条関係)

区分

給付額(最高)

死亡給付金

200万円

後遺障害給付金

災害補償保険普通保険約款の定めにより8万円~200万円

医療補償給付金

入院日数 10,000円

1日以上5日まで

通院日数 10,000円

6日以上15日まで

入院日数 30,000円

6日以上15日まで

通院日数 30,000円

16日以上30日まで

入院日数 60,000円

16日以上30日まで

通院日数 45,000円

31日以上60日まで

入院日数 90,000円

31日以上60日まで

通院日数 60,000円

61日以上

入院日数 120,000円

61日以上90日まで

 

入院日数 150,000円

91日以上

 

羽後町総合災害補償規程

昭和59年6月1日 規程第3号

(平成26年6月1日施行)

体系情報
第3編 執行機関/第1章 長/第6節 災害補償
沿革情報
昭和59年6月1日 規程第3号
平成5年5月25日 規程第4号
平成9年5月28日 規程第2号
平成26年5月22日 規程第1号