商工業を育てるまちづくり

1)商業
(現状と課題)
 平成14年の商業統計によると羽後町の小売店218店、従業者数825人、年間販売額127億5千万円となっていますが、小売店の大半は零細個人経営であり、大型店や24時間営業のコンビニエンスストアによる経営への影響も大きく、売上は減少しています。また、西馬音内中心商店街も導入路や駐車場等、車社会に対応した環境の整備が遅れていることから流入客数を増やせない状況です。消費者の買い物行動の範囲は年々拡大する傾向にあり、流出する消費者をどのようにして地元商店に向けさせるかが大きな課題です。
 朝市、盆踊り等誘客できる伝統行事がありますが、有効に活用されているとはいえず、集客要素となるイベントと連携するなど新たな模索が必要です。
 
(基本方針)
 魅力ある商業拠点の形成のため、西馬音内盆踊り会館、交通広場等を活用した魅力ある商店街を形成し、イベントによる集客を促し既存商店の活性化を図ります。
 
(主要施策)
  1)商工会等組織の強化
     ・商工会、商店会の連携強化
     ・関係機関との連携強化
  2)商店街活性化対策の推進
     ・地域活動と密着したイベント開催
     ・町道拡幅等魅力ある町並みづくり
     ・設備投資、事業拡大等への支援策の充実
     ・空店舗対策の推進
  3)個人商店の活性化策
     ・朝市、よ市、盆踊り等での宣伝販売
     ・各種融資、補助制度の活用
     ・消費者ニーズの把握とサービスの向上
  4)商品開発
     ・特産品研究開発組織の育成
     ・奨励金制度の制定
     ・イメージキャラクター、統一パッケージの新設
     ・通信販売システムの確立

2)工業
(現状と課題)
  町の工業は製造業が主なものであり、平成14年秋田県工業統計調査によると羽後町における4人以上の従業員を抱える企業数は81事業所、内法人56事業所、従業員数1,607人です。このうち衣服関係が38事業所で約半数を占め、次いで電気、機械関係13事業所、食料品、皮革関連の事業所と続いています。製造品出荷額は150億円を超え、従業員に対する現金給与額は40億9千万円となっています。
 景気の長期低迷により新たな企業を町に誘致することは大変厳しい状況です。また、町内の企業も新たな投資や事業拡大は難しい環境にあることから、従業員の雇用も臨時雇用、パート、人材派遣会社による雇用等が多く、正社員としての雇用が少なくなってきており、身分的に不安定な雇用形態が多くなっています。このため、地元就職を望む新卒者の就業の場となりにくい現状があります。
 町民の就業範囲は道路交通網の整備とともに年々拡大する傾向にあり、町単独の雇用の場の確保を進めるだけでなく、周辺市町村と連携の上に対応する必要があります。
 
(基本方針)
 町への新たな企業の誘致のための環境づくりに努めるとともに、経営の近代化、設備投資等に対する融資制度の拡充、利子の軽減など既存企業の育成、振興も図ります。

(主要施策)
  1)近隣市町村と連携した企業誘致の展開
     ・関係市町村と連携した誘致活動の推進
     ・近隣市町村工業団地の活用
  2)企業・団体の育成支援
     ・異業種企業間の連携強化
     ・企業相互間の従業員融通制度の創設
     ・活動助成金の交付
     ・中小企業振興資金債務保証制度の充実
  3)雇用形態の改善
     ・町民の新規雇用企業に対する助成
     ・研修費用の助成
  4)産学官連携による製品開発
     ・企業、行政間の情報交換の緊密化
     ・新製品の研究、開発への支援

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