私が町長に就任してから4か月が過ぎました。
何しろ定時に役所に出勤するという経験は初めてのことだったので、就任当初は慣れないことの連続で、緊張する毎日でした。
朝から多くの決裁書類が次々と町長室に運ばれてきて、説明を聞きながらハンコを押し、連日役場を訪れる多くのお客さんと対応し、合間に各課の担当と打ち合わせをしたり、夜は各団体の総会と懇親会をはしごする日々が続きました。
6月議会の冒頭で副町長に、役場財政課長の村上敬助氏を満場一致の賛成で選任することができました。高橋道子教育長と合わせて三役が揃ってから、役割分担ができてだいぶ上手に仕事をこなすことができるようになりました。
そんな中、8月16日から18日には羽後町最大の行事である「西馬音内盆踊り」が行われ、連日多くの観光客の皆さんが詰めかけ盛大に開催することができました。
8月に入って、秋田県内の各地で集中豪雨による被害が発生するなど、雨の心配がありましたが、幸い雨の影響もなく、3日間で15万4千人ものお客さんで賑わいました。私も連日本部に詰め、訪れるお客さんの接待や案内などを受け持ちました。
踊りをご覧になって帰る時には一様に西馬音内盆踊りの素晴らしさを絶賛され、「また来たい」と話して行かれます。
700年以上も続くと言われる「西馬音内盆踊り」は我が町にとって大きな財産であり、その知名度が上がり町を訪れる人が増えることは、交流人口が増えるばかりでなく、そのバックグランドにある町独特の伝統や文化、さらには人間性まで伝える手段となっています。今後とも伝統をしっかり守り次代に継承しながら、町おこしにも活用していきたいと思っています。
我が町が、平成の市町村合併に参加せず、単独立町を宣言してまもなく10年が過ぎようとしています。県内の市町村数も69から25に大きく減少し、合併効果が議論されています。
我が町も御多分にもれず、少子高齢化や人口減少が進んでいますが、今後とも時代の変化を見極めながら、「人が輝き人が活きる町」を目指して町づくりを進めます。
羽後町長 安藤 豊