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羽後町DMO

 外国人観光客が2,000万人を超え、地方においてもいわゆるインバウンドを取り込む施策が重要になっています。地方創生の一環で今年度から取り組んでいる羽後町DMO(観光地域づくり推進法人)が、内外から注目されています。
 この事業に取り組んでいるのは、秋田市にある旅行会社トラベルデザイン(須崎裕社長)で、須崎さんは秋田市雄和にある国際教養大学在学中に起業し、これまでも羽後町に留学生などを体験ツアーに連れてきたり、町内で英語教室を開いたりと精力的に活動してきました。トラベルデザイン社は、観光庁が認定する日本版DMO候補法人にも選ばれたことから、今年度「羽後町留学」として様々な体験をするコンテンツをメニュー化し、実際に外国人に体験してもらう活動を行っています。
 先般も台湾とタイから3人の若い女性が来町し、町内に民泊しながら、小学校で日本語の勉強をしたり、そば打ちや座禅などを体験したり、西馬音内盆踊りの衣装を着て盆踊りを習ったりと、5日間みっちりと羽後町体験をしてもらいました。初めて見る雪景色に感激し、ホストファミリーと一緒に料理を作って触れ合ったりと、異文化の中で貴重な体験をして行かれました。役場で留学修了証を渡した時に「とても感激した。ぜひまた来たい。」と目を輝かせて話すの見て、この事業の価値を確信しました。その模様は、オーストラリアのカメラクルーが密着撮影し、インターネットを通じて全世界に発信されます。
 有名な観光地がない地方にあって、外国の方に来てもらうには、その土地ならではの文化や習慣を体験してもらうことが一番ではないかと思います。何もないのではなく、あるものをそのまま体験してもらう取り組みを進めたいと考えています。 
                                                             平成29年2月23日
                                                             羽後町長 安藤 豊