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田園回帰

 新型コロナウィルス感染症による緊急事態宣言が解除され、徐々に以前の日常が戻ってきました。県境をまたぐ移動も必要に応じて可能になり、長らく凍結していた中央省庁への要望活動も実行しています。しかし、首都圏など大都市では依然として感染者の数が減らず、感染の第2波、第3波が心配されています。
 そんな中で、最近注目されているのが「田園回帰」と言われる地方への移住志向の高まりです。国による調査では、都市部住民の3割が地方へ移住する意向をもっており、若い年齢層ほどその傾向が強くなっています。人口減少社会に突入した日本の最大の課題が「東京一極集中」ですが、これまで幾度となくその解消が叫ばれてきましたが、人口動態調査ではますます集中に拍車がかかっていました。
 そこに降ってわいたようなコロナ禍で、これまでの生活様式が見直されはじめました。ワクチンがまだできていない現状では、「三密」といわれる状態を回避することが最大の予防策です。テレワークの導入や新しい生活様式など、これまでの常識が転換される可能性が大きくなってきました。
 羽後町には、昨年から今年にかけて2組の若者が古民家を求めて移住してきました。こうした傾向をチャンスととらえ田舎生活の魅力を訴えていきたいと思います。
                                          令和2年6月29日 
                                          羽後町長 安藤 豊