脱コロナ禍へ
新型コロナウィルス感染症の法律上の位置づけが、5月8日から2類から5類に引き下げられたことにより、この3年間我慢を重ねてきた日常生活が一気にコロナ前に戻りつつあるのを実感します。
ゴールデンウイーク中の人出も、コロナ前と同様の賑わいを取り戻したようで、道の駅うごの人出も昨年の10%増しになり、レストランは連日外まで行列が伸びていました。各種行事や総会なども懇親会付きの実施が普通になり、私の元にも連日案内が殺到して、体調管理が大変です。
コロナ禍の3年間は、消費行動が極端に抑えられ、交付金を使った各種の支援事業で何とか急場をしのいでもらいましたが、全てを支えることは困難で、残念ながら廃業を余儀なくされた小規模事業者もおられました。
ここにきて「リベンジ消費」という言葉が使われるように、これまで我慢してきたことを取り返そうとする消費者感情が、地域の社会、経済活動を活発にしてくれることを願うばかりです。
令和5年5月26日
羽後町長 安藤 豊