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異常な暖冬・小雪

 
 1月1日に発生した能登半島地震から2か月近くが経過しました。お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りし、被害に遭われた方に衷心よりお見舞いを申し上げます。
 そんな中、当地の今年の冬はかつて経験したことのないような暖冬・小雪で、様々な面に影響が出ています。気象庁の長期予報では、エルニーニョの影響で暖冬になるとの予想が出されていましたが、初雪は例年並みで、暖冬とは言えそれなりに雪が降るものだと思っていました。しかし、正月以降も雪は一向に降らず、平坦部では最も積雪が多いはずの2月15日に積雪がゼロになりました。お年寄りの方もこんな冬は初めてだと話されています。
 羽後町の冬の恒例行事になっている「花嫁道中」が1月27日(土)に行われましたが、道路にほとんど雪がなく、機械と人力で道路に雪を敷いて、14kmの道程を何とか馬そりで運行することができました。お隣横手市の「かまくら」行事や湯沢市の「犬っこまつり」なども規模を縮小して行われましたが、雪国に雪がないと何かと困ったことも初めて経験しました。
 雪が降らなければ毎朝の除雪も必要なく、町の除雪経費も少なくて済むメリットもありますが、山に雪がなければ夏場の田んぼの水が不足するのではないかと心配も尽きません。
 自然を相手に暮らす我々には、自然の猛威に翻弄されることもありますが、日ごろの備えをしっかりしなければとの思いを強くした今年の冬です。
 
                                         令和6年2月22日

                                       羽後町長 安藤 豊