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町の農業振興

   羽後町はこれまで農業を中心に発展してきましたし、これからも農業
振興はとても大事な課題だと考えています。私自身、大学を卒業後農業
を自営してきましたし、町長就任後は自ら農作業を行うことはなくなり
ましたが、農業に対する思い入れは強いものがあります。
 町の農業を少しでも発展させるためには農業者の営農意欲を向上させ、
農業所得を増やすことで後継者も出てくると考え、町独自の農業振興策
を講じてきました。例えば、1億円を積んで農業振興基金を造成し、国
や県の補助では実現できないようなきめ細かな農業支援策を5年間にわ
たって実施しています。また、前町長からの引き継ぎ政策である水稲用
大型機械に対する補助制度も継続してきました。このほか、全県レベル
の品評会で最も優秀な成績を収めた農業者に褒賞金を授与する「トップ
ランク農産物褒賞事業」などで、農業者の生産意欲を高める工夫をして
います。
 さらに今年度から2年間で、秋田県が推進する販売額1億円以上の産
地を目指す「園芸メガ団地構想」のネットワーク型に、2ヶ所で手を上
げて事業推進を図ります。
 秋田県は米に偏重した農業生産構造だと言われていますが、わが町の
農業は米のほかに肉牛や酪農、養豚などの畜産、スイカやトマト、キュ
ウリ、シイタケといった各種野菜、ストックやトルコキキョウを中心と
した花卉など、バランスのとれた農業生産が行われています。そうした
優れた農産物が道の駅での販売に結びついています。
 農業は高齢化が進み、農業後継者が不足する現状をなかなか打破でき
ませんが、農村地帯であるこの町の町民生活と景観を守るためにも、今
後も農業振興に力を入れようと思っています。

                      平成29年5月30日
                      羽後町長 安藤 豊