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働くってどういうこと?

 仕事柄、私の元には多くの書籍や雑誌などが送られてきますが、その中には心に残る記事が
載っていることが あります。その一つをご紹介します。金庫で有名な熊平(クマヒラ)製作所
が発行している「抜粋のつづり」に 載った、みやざき中央新聞編集長の水谷謹人(もりひと)
さん執筆の社説「働くってどういうこと?」という一 文から抜粋してご紹介します。
 
 最近気になりはじめたのが、せっかく就職できたのに最初の職場を2、3年で辞め、とりあ
えずアルバイトを して働いている子がとても多いということだ。生きるためにがむしゃらに働
かなければならなかった祖父母や親 世代の価値観とは大きく何かが違う。
かつて、ほとんどの日本人の働き方は、生活の糧を得るための「ライスワーク」だった。し
かし、21世紀に なってもまだ「ライスワーク」の考え方で働いていると、「仕事が忙しくて
休みがない」「職場の人間関係が嫌」「仕事がきつくなってきて」などの理由で簡単に退職し
てしまう。もしかしたら、今の学校教育の中に「働くってどういうことなのか」という考え方
が抜け落ちているのではないだろうか。
 どんな仕事でも続けていくと、段々その仕事が面白くなって好きになっていく。その段階を
「ライクワーク」と呼んでいる。さらに心を込めていけば、好きな仕事は人生を掛けてもいい
と思える仕事、即ち「ライフワーク」になる。
そして「ライフワーク」を極めていくと、多くの人に喜びを与え、社会に光を当てられるよ
うになっていく。その仕事を「ライトワーク」という。私たちが到達すべき仕事とはまさに
「ライトワーク」なのではないか。

 この一文に感激し、私も職員への訓示や若い人たちへの激励の場でこの内容を話しています。
私自身の仕事の 目標もまさしく地域社会を照らす「ライトワーク」です。
 
                                                                    平成29年10月10日
                                                             羽後町長 安藤 豊