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キョウイクとキョウヨウ

 秋田県では健康寿命日本一を目指して昨年から県民運動を展開しています。背景には全国で最低クラスの
健康寿命ランクがあり、高齢化率が全国で最も高い県としての危機感があります。
私も過去二回の選挙公約に健康寿命の延伸を掲げ、町として検診受診率の向上や食生活改善などに力を入
れてきました。今年度はさらに、ふるさと納税の寄付金などを原資に、民話伝承館にトレーニングマシンを
設置して、冬でも気軽に運動ができる環境を整えるべく準備を進めています。
 ところで以前、福祉自治体ユニットの講演会で聞いた東京大学名誉教授の大森彌(わたる)先生のお話が
心に残っています。それは「年を取ったらキョウイクとキョウヨウが大切である」ということです。「キョ
ウイクとはきょう行くところがあることで、キョウヨウとはきょう用事があることです。」
健康寿命を脅かすものの一つに認知症の増加があり、高齢者は常に自分も認知症になるのではと心配して
います。認知症の原因は様々でしょうが、その予防のためには、きょう行くところときょうやる事があるの
が大事ではないでしょうか?

                                                                               平成30年4月24日
                                                                               羽後町長 安藤 豊