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新年度予算の目玉事業

 2022年度(令和4年度)がスタートして約1か月が経とうとしていますが、新年度に新たに計画した主な事業についてご紹介します。
 まず喫緊の課題は、コロナウイルス感染対策としてのワクチン接種3回目の早期実施です。2月21日(月)から始まった一般の方への接種は順調に進み、6月3日(金)には終了する見込みです。また、5歳から11歳までの子どもたちへの接種も4月24日(日)から始まり6月19日(日)で終了する予定です。コロナ感染の第6波は高止まりしたままですが、3回目接種が終わればかなり落ち着くのではないかと期待しています。
 次に新たな事業として、8月末の2学期から羽後高校への給食の提供が始まります。町の給食センターで調理し希望する生徒や教職員に提供します。秋田県内では初の試みで多くの皆さんから注目を浴びています。さらに医療費の無料化もこれまでの中学3年生までから高校3年生まで拡大し、子育て支援の充実を図ります。
 防災関係では、更新の時期を迎えた防災行政無線に替えて防災ラジオを全家庭に無償貸与します。さらに、携帯電話の不感地帯であった北沢道路の頂上付近に鉄塔を整備し、冬季間の不測の事態に対処できるようにします。この他、新婚生活応援事業やふるさと就職応援事業など新規の定住支援事業も実施します。
 コロナと人口減少という二重の課題を抱える中で、限られた予算を最大限活用して元気な町になるよう今後も職員一体となって頑張っていきます。

                                        令和4年4月26日
                                        羽後町長 安藤 豊